フジカ　GW６９０　分解しちゃった！　その１

このページを見たあなた！このページを見てやって失敗しても当方は責任を負いかねますので、そこのところ宜しく！

修理（分解？）についてのお問い合わせを頂き、そういえば最近更新してないなぁ（ネタがない・・・ネタを用意するための資金がないｗ）
と思い、１年前位にシャッター切れないからあげる→修理好きのおっさんに持ってかれる→底ネジなくされ結局直されず戻ってくるｗ
ふざけんなｗ
というわけで久々にやってようと、ボディの修理を少しずつ覚えていきたいと思っていたのでちょうどよいかな・・・

症状・・・シャッター不動（チャージは可能だがシャッター羽根が動かず）ファインダー小クモリ（拭いてきれいになればよいなぁ・・・）

うん、でかいよ、中判だよ

赤矢印部分のネジなくされました・・・しょぼーん

まずはシャッターボタンから外します

黒い部分を回せば取れます、はい

抜きます抜きます～

ボディの分解はあまりやらないから普段より多めに写真を撮ってます

あとは軍幹部周囲の見えてる黒いネジを外せば軍幹部がガボっと抜けます
うわぁ～めんどくさそう～
しばらくここで動作をみていたのですが、特に問題なく動いていそうでした
ここら辺の問題ではないと・・・

というわけで仕方なしでレンズシャッター部分に突入です
前玉は半時計回しに回せば外せます

ネジを外します、紛失に注意です
ネジを外したら歯車？を回して外します

黒いやつは現在の位置を大体覚えておけばよいと思います
くろいやつ外してください

この画像を①としておいて下さい、おそらくチャージができてもシャッターの切れない不良がでているものの
ほとんどがこの状態になっているかと思います

くろいやつをいったん外して中をみます

レンズシャッターは不慣れなのでどこを動かせばシャッター羽根が動くのだろう？と悶々としていたら
調布カメラサービスのFujica GW690 IIの修理（リンク切れてました）という記事があり参考になりました、ありがとうございます。
黒いポッチの部分を矢印方向に動かすとシャッター羽根が動きました、ふむふむ

①の状態に戻してシャッターを動かしてみる、外す、①の状態に戻すを繰り返してみてみるのですが、シャッター羽根が開くことはありませんでした
そりゃそうだ黒いポッチの部分にまったくギアが触れてないんだもん・・・
何度か色々と動かしてみて赤い部分が青い部分に押されてシャッター羽根が動くことがわかりました
普通に組むと①の通りになってしまって、空振りのまま、もうチョイギアが動けば干渉しあいそうなのですが・・・
「う～ん」と悩んでいてふと思ったわけですよ、最初から気持ちチャージしたらどうなるのかと

こんな感じです、この画像を②として①と比較してみて下さい、どこが違うかわかりますか？
わかるよな？な？な？
これでシャッターが切れるようになりました。
お前の文章意味がわからない、って思う方いると思いますが、
分解しながら見て頂ければなるほど～と思われるかと思います（多分・・・）

シャッターが切れるようになっていきなり次の不具合が見つかりました、ＢがＴになるのです・・・

シャッターボタンを話してもご覧の通りタイム露光なうです

ペイントで編集し忘れて編集するか迷いましたがめんどいのでこのまま指摘していきます（適当だよね～）
そこ！が上に跳ね上がるとシャッターが閉じるんですよ！

そこですよ！そこ！
わからないって！？

黒いやつを外してみました！
たれぱんだみたいな部品がありますよねｗ？右の部分が上に行くとシャッターが閉じるのですが
油の問題なのか動きが悪くなっているのか力がたりず

たれぱんだ、不動ですｗ

このカメラ（集合写真用・スタジオ用）でバルブを使う用途はほとんどないかと思いますが、構造的な問題でⅡ型Ⅲ型はＴに
なっていったのではないかと思います、バルブできねーじゃん！って問い合わせ多かっただろうな・・・
じゃあ、タイムにしてやんよ！文句ねーだろ？あ？的な・・・
シャッター部分に関してもこの作りはどうなんだろうか・・・ちょっとした衝撃ですぐずれちゃいそうだが・・・

まぁとりあえず、直った？みたいなのでその内写真を撮ってみようと思います。

その２はファインダー部分（クリアにできず）とモルトの交換（剥がしてつけるだけ）ですので、
その２は見ないでよいと思いますｗ